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パワーポイントから届くアート 

約200年前にキャプテン・クックがオーストラリア大陸を「発見」したとき、そこにはアボリジニと呼ばれる人たちが30万~100万人もいたといいます。

白人の持ち込んだ伝染病や同化政策によって、数は激減してしまったけれど、今も狩猟民族として4~5万年前からの伝統に沿った暮らしをしている人たち。

エマリーの絵画先日、オーストラリアのノーザンテリトリー政府観光局が主催した『アボリジナル・アート&カルチャーセミナー』に行ってきました。

情けないボケボケ画像ですが、これはドット・ペインティングという細かな点描による絵画です。乾燥した大陸中央部に住むアボリジニが用いる手法で、点は砂漠の砂を表しているといわれます。

下書きもなく、ひたすら木の枝先などで点を描く集中力と根気!
それだけでも目眩しそうですが、深いグリーンから赤や黄色へと変化する豊かな大地に咲きほころぶ白い花々を思わせ、観る者の心にたっぷりした情感を注ぎ込んでくれます。

描いたのはエマリー・カーメ・ングォリという女性。推定86歳で他界した彼女はなんと80代になって絵筆をとり、3000点ほどの作品を残しました。

1998年にオーストラリア国内4ヵ所で開かれた回顧展は、大盛況(オークションでは1億円の値がついた作品もあるとか)。そのラインナップ100点ほどが初めて一挙に国外、大阪と東京で来年2月から公開されるそうです。

もとは樹皮や岩肌、地面に描かれたアボリジナル・アートは、獲物や水を得るための情報や「ドリーム・タイム・ストーリー」という伝説や教えなので、部外秘でした。
今も通過儀礼を経なければ見られないものを、日本人女性としてただ1人、儀式に参加して作品を紹介しているのが内田真弓さんです。彼女による講演も興味深いものでした。

ウルル俯瞰#2
私は以前、お仕事でオーストラリア大陸のダーウィンから「世界の中心」ウルル(エアーズロック)まで行かせていただいたのですが、結構な強行軍だったにもかかわらず、この赤い大地をウルルに近づくほど元気になるという不思議な経験をしました。

ウルルはアボリジニの信仰のよりどころ、いくつもの聖地があるので、公開する画像ではそれを「見せない」配慮が求められます。
最近になって、ここが自然界のエネルギー(気)の集まる「パワーポイント」だと知り、すごく納得したものです(^^ゞ

来年は、この赤い大地に育まれたアートが日本で注目されることでしょう。


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コメント

パワーポイント

こんばんわ。
エアーズロックが聖地という以外にも特別な場所だとは知りませんでした。
神秘的なのは、地形だけではなかったのですね!

charuさんへ

私も行った当時はパワーポイント(スポット)という言葉自体を知りませんでした。
近ごろ流行している神社巡りなどで知ったのですけど、ペルーのマチュピチュとかバリとかハワイなども、そう言われているようです。
いかにもスピリチュアルな場所ですよね。

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