スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

宝塚ガーデンフィールズ『シーズンズ』にありがとう 

ポール・スミザーさんが手がけてきた英国風ナチュラル庭園「シーズンズ」が、24日に閉園しました。
ガーデンフィールズ2009#4 もともとは植物園だった場所が遊園地になり、2003年秋にオープンした「シーズンズ」は10年余で幕を下ろしたわけです。日本に作られた英国風庭園の先駆けといえる存在でした。

私はずっと憧れていてなかなか行けず、2009年バラのシーズンに一度訪れただけですが、そのとき撮った画像は今見てもワクワクします。当時、このブログに3回にもわたって記事を書きました(→コチラ)が、今回あらためて気づいた魅力について触れておきます。

ガーデンフィールズ2009#3 それは、葉っぱづかいの素晴らしさです。

左の画像中心に見える白いグラスは斑入りセイヨウダンチク。生い茂った濃い緑の中に、光の噴水が吹き上がっているように目立ちます。

初めて見た植物でしたし、濃い緑の中にひとかたまりで植えられているたくらみも衝撃的でした。

今秋、鳥取で開催された緑化フェアでも、ポールさんが担当したナチュラルガーデンにこのグラスが多く植えられていたので、彼自身もお気に入りなんだと思います。

ともかく、花ではなく葉っぱのもつ力、魅力でカメラのシャッターを切りまくった画像をご覧ください。

ガーデンフィールズ2009#2ガーデンフィールズ2009#5
左:アメリカハナズオウの銅葉種でしょうか。ブロンズの葉の木漏れ日に息をのみました。
右:カンナの’ビューイエロー’か’ベンガルタイガー’の葉の存在感が主役級です。

ガーデンフィールズ2009#8ガーデンフィールズ2009#7
左:斑入りツルニチニチソウをグラウンドカバーに、水場と鳥小屋が引き立ちます。右:黄色に縁どられるギボウシ(ホスタ)2種に、葉形の違いが際立つニューサイランでしょうか。
花の咲きにくい日陰で、葉っぱの力がフルに生かされていると感じます。

ガーデンフィールズ2009ガーデンフィールズ2009#6
左:ローズマリーのブッシュの中にリュウゼツラン、左に大きく育ったエオニウム’黒法師’。右:食虫植物のサラセニア。
耐寒性のあまり強くない個性的な姿形の植物たちを地植えしてあるのも新鮮でした。

「シーズン」以後、日本にも英国風庭園はいくつも作られていますが、ここほど植物的な驚きと楽しさに満ちた庭はないような…。ポールさんは英国風をなぞるのではなく、英国人の目でみつけた日本の植物の魅力と庭の素晴らしい可能性を見せてくれたように思います。

「シーズンズ」の一部は宝塚市が買い取って公園にすると聞きますが、最終日に訪れたsmoketreeさんの話では、メドウのあたりは更地になるとか…。smoketreeさんのレポは →コチラ

そのメドウの画像を最後にアップします。
バイバイ「シーズンズ」。ステキな景色をどうもありがとう。

ガーデンフィールズ2009#9

スポンサーサイト

6年の時を超えてサケ来たる 

岩手より2013 今春、企画を持ち込んで編集・原稿を担当した書籍をやっと脱稿しました。年内に校正までたどり着けそうでホッとしています。

最後の追い込みをしてた頃、岩手県で看護師をしている友人Uさんから、ピッカピカに輝く大きなリンゴが届きました。

お礼のメールを送ったら、「サケは今つけています。もうすぐ南下するので待っててね」と返事がきました。「南下するってどういう意味? まさかだよね~」と思っていたら・・・

岩手より2013#3 届きました! Uさん手作りの新巻サケです。

彼女と出会ったのは10年前、オーストラリア取材の帰りの機中でした。看護の研修を終えての帰途だった彼女と、お互いにホッとした気分でお喋りが弾み、アドレスを交換してメル友になりました。そのうち彼女の実家がある宮古では、家庭で新巻きサケを作ると聞いてびっくり! 彼女が送ってくれた実物をブログで紹介したものです。  記事は→コチラ

あれからいろんなことがありました。震災のとき、彼女は勤めていた釜石の病院で、全国から応援に駆けつけた医療スタッフと緊急医療にあたりました。彼女に送ったお見舞いで待合室に観葉植物を飾ってくれて、病院の中庭にパンジーのコンテナも配置してくれました。

私にとって被災地の知り合いは彼女だけなので、ともかく彼女を励まそうと考えたのを、彼女が素晴らしいアイディアと行動力で昇華させてくれたのが、どんなにかありがたかったです。

何年ぶりかの電話で、「私たちはもう大丈夫だから・・・」と言う彼女の言葉をそのまま鵜呑みするつもりはないけど、リンゴとサケは彼女たちの暮らしがまた以前に近い形で回り始めたというお知らせに違いない。快気祝いのようなものなのかな~と思いました。

今年は彼女の家以外でも軒先にサケを吊るした家が目立ち、宮古の復興は進んでいるようですが、地域によって進み方がずいぶん違うとか。それはどうも被害の程度によるものではないようです。来年は自分の目で確かめたいと思いました。

前回はアジより大きな魚をおろしたことがなくてビビリましたけど、今回は余裕です(笑
骨に残った身をマリネにして、それでも残った頭などは三平汁にして、丸ごとおいしく頂いています。

不忍池 こうして今年も暮れていくのが、なんだか感慨深いです。
何10年ぶりかで歩いた上野の不忍池あたり。
枯れたハスが無残なような見事なような姿で圧倒されました。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。