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緑化フェアの取材で鳥取へ 

先々週、全国都市緑化フェアのプレ取材で鳥取県に行きました。
毎年、都道府県が持ち回りで開催するフェアは、今年「水と緑のオアシスとっとり2013」として、9月21日(土)~11月10日(日)に開かれます。

鳥取2013_06#7 メイン会場になるのは鳥取市の湖山池公園。
なだらかな山並みの向こうに沈む夕日がロマンティックなデートスポットらしいけど、今はショベルカーが行きかっている。取材陣は2人ずつ工事用ゴンドラで地上20mまで昇り、会場の全体像を見せてもらった。
(湖山池は日本海につながる汽水池で、強い風に煽られてゴンドラは結構揺れました~)

すでに緑がかっている部分は、ポール・スミザーさんの手がけるナチュラルガーデン。
宝塚の『ガーデンフィールズ』で知られるポールさんが、フェアアドバイザーも務めている。

鳥取2013_06#6 これまでの緑化フェアは終われば何も残らないことが多かったけれど、ここは公園として残ることがポールさんにとっては決め手だったそう。

メイン会場だけでなく、サテライト会場の『とっとり花回廊』がある米子の駅前広場でも、ポールさんによるナチュラルガーデンの植栽が行なわれていた。
円柱形に仕立てられていたキンモクセイの枝をすかし、四角いサツキの植え込みは多年草に変わる。広場は明るくなって、季節ごとに移ろう植物の姿が感じられる場所になりそうだ。

今回の取材で初めて知ったのは、緑化フェアに国の補助金は一切ないということ。日本で人口の一番少ない鳥取県としては、昨年の東京と同じことをやっても勝ち目はない。
そこでポールさんを迎え、元気に育つ自生の植物を見直し、メンテナンスがラクなナチュラルガーデンをフィーチャーすることになった。

鳥取2013_06#4 「馬の背」と呼ばれる砂丘を見渡す『砂の美術館』の散策路には、コバンソウなどのグラス類が美しい穂を掲げ、可憐な白いノバラが咲いている。この豊かな自然を全国の人にアピールするわけだけど、そんな”ありふれたもの”に反応が鈍いのは、むしろ地元の人らしい。

鳥取2013_06#3 毎年、世界中のサンドアーティストが集まって、展示作品を作り変える砂の美術館が、鳥取の人たちに砂の可能性や魅力を再認識させたような展開となるだろうか。

もともと鳥取県は園芸や花卉生産に力を注ぎ、とっとり花回廊も生産農家をバックアップする目的で開設されたという。そこはバラクレマチスユリなどの園芸品種が季節ごとに咲き競い、園芸ファンでなくても魅せられる観光スポットだ。

鳥取2013_06#5 ナチュラルガーデンとは対極にあるガーデンといえるかもしれないけど、ササユリが自生している場所だったから、ガーデンのテーマ植物にユリを選び、温度や日長を調整して何かしらのユリを周年開花させるワザを誇っている。

鳥取2013_06 どちらの方向性も園芸の楽しみとしてアリだと思うけれど、これからは高齢化して人口の減っていくなかで持続できる楽しみ方が求められるのではないかな~

浦富海岸の美しい海岸線といい、日本海に面して細長い鳥取県。今秋は緑化フェアをきっかけに足を運んでみると、見どころたくさんの観光も楽しめるのに違いない。

画像は花回廊のササユリ自生地にて。
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注目して欲しい連載記事@園芸ガイド 

園芸ガイド2013夏号 お仕事でお世話になっている園芸誌『園芸ガイド』には、毎号楽しみな連載記事があります。

なかでも、先月出た夏・特大号で4回目を迎えた『上野砂由紀の植栽自由研究』は、庭づくりをする方に”ぜひもの”で一読をオススメしたい。

私自身「こういう記事を読みたかった!」と大喜びの連載だ。

上野さんは、TVドラマの舞台になった「風のガーデン」の植栽で知られる北海道のガーデナー。

豊富な経験をもとに、植物の組み合わせや草花の植え方のコツを紹介している。
例えば、前号で取り上げた「花の色をじょうずに使う方法」のなかで、ブルー系の花はうるさくならないけど、「大輪で咲く花がないので、メリハリつけにくいのがちょっと残念」とか、白は「同系色がないので形や大きさでメリハリをつける」ものの意外に難しいなどという指摘に、「たしかに~」と共感する。

園芸ガイド2013夏号#2 ブルー系の花に大輪が少ないとか、モノトーンである白には同系色がないこととか、「あたりまえのこと」と思う方もいらっしゃるかも。

だけど、こういうことをしっかり認識していると、花色に対する考え方や組み合わせは、確実に1歩ステップアップするのではないかな~

少なくとも私はとても勉強になった。
この連載は北海道在住の園芸ライター、藤川志朗さんが担当されていて読みやすい。毎号「私の失敗例」という小さなコラムがあって、上野さんが正直に植栽の失敗を告白するという趣向がまたヨイのだ。

多可町オープンガーデン 夏・特大号には、11軒もの個人の庭が実例として紹介されていて、私もいくつかの庭を取材させていただいた。

どちらも個性豊かでバリエーションに富む庭で、多くはオープンガーデンに参加して、「見せる」ことを意識している。そうした意識も庭をさらにブラッシュアップするだろう。

ブロ友のとよこさんも今年初めてオープンガーデンに参加された。送っていただいたオープンガーデンガイドを見たら、その中から2軒も園芸ガイドに紹介されていた。なのに、私がうっかりしていて多可オープンガーデン2013は26日に終了。
バラにかまけて、充実したオープンガーデンをご紹介しそこねて申し訳ありません<(_ _)>
とよこさんの『ラベンダーファーム』は今月下旬にラベンダーシーズンを迎えます~♪

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