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『世界らん展』レポvol.3 お気に入り 

世界らん展』もいよいよ今週末まで。明日からは池袋のサンシャインシティで『第11回 クリスマスローズの世界展』が始まります(~24日)。

お仕事でも種苗通販カタログの夏秋号や、園芸雑誌の夏号が早くも動き出して、今年もガーデニングシーズンが開幕した実感!

毎度のことながら慌てふためいておりますが、『世界らん展』で私が気になったものをご紹介しておきます。

世界らん展2013#11 「オーキッド・ロード」と呼ばれる入り口を飾ったエピデンドラム。
カラフルで明るい彩りは、華やかなランの世界への序章にぴったりです。

世界らん展2013#12
世界らん展2013#13 今年はランならではのカラフルな花色に心が浮き立ちました。

本棚のようにディスプレーされたカトレアたちもかわいい~♪

多色づかいは散漫な印象になりがちなのに、色のトーンがそろっているからか、ちっともうるさくなくて魅力的。

それぞれが透明感あるきれいな花色だからかな~

カトレアの花の顔が、バルコニーから来訪者を見下ろしているみたいで面白いでしょう。
率直に申し上げて、今回はディスプレー審査部門の作品がマンネリを感じさせて、ちょっとガッカリでした。そのぶん、品種の魅力が目をひいたので、やっぱり何かは「見るべきもの」があるんですね(エラそうに)。

世界らん展2013#10 品種で一番気になったのは、このオンシジウム’モーニングメドレー サクラ’。ランにはあまり見られない柔らかな色合い、和を感じさせる雰囲気もステキです。
1鉢4500円だったかを2鉢お買い上げのマダムを、ジッと見つめてしまいました(笑

世界らん展2013#16 世界らん展2013#15
審査部門の大型ランと超小型のラン。ラテンの名前は難しすぎてパ~ス~。左の品種名’ホワイトスター’はまるで七夕飾りみたいな造形美だし、右は薄紙細工みたいです。どちらも生き物離れした美しさ!

もっとも進化した植物と言われるランの魅力は、ナチュラルとは一番遠いところにあるな~と思ったものです。

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『世界らん展日本大賞2013』レポvol.2 

昨年の『世界らん展』でも、高校生の活躍に目を見張ったものでしたが(昨年の記事は→コチラ)、今年も期待どおり!

世界らん展2013#4 ディスプレイ部門オープンクラスの優秀賞(2位)を受賞した岐阜県立恵那農業高等学校の「木曾五木」。

古木の根を思わせるダイナミックな枝組みに支えられた鳥の巣のようなバスケットから、多彩なランが溢れんばかりに咲き誇っています。この躍動感、空間構成力が気持ちよい!

世界らん展2013#6 足元にも渋い彩りのパフィオペディルムや、小さくてもビビッドなマスデバリア?が群れ咲いて!

そもそもマスデバリアなどというランも、確か同校の昨年のディスプレーで見初めたもの。

一昨年はウチョウランだったかアワチドリだったかの愛らしさに目が釘づけになったし・・・

今回もパフィオの後にいる(画像では見にくい)縦長のランはなに?と思った。

ハウステンボスの『ガーデニングワールドカップ』みたいなプランツリストが欲しい!と思うのは、私だけだろうか?
ともかく、高校生たちはどんなふうにこのらん展を目指しているのか。今年は幸いにも岡山県立興陽高等学校の先生方に少しお話をうかがえた。

世界らん展2013#9 同校は昨年も、竹製の園亭と傘の骨組みのような竹から伝う水づかいでシノワズリーな世界を表現。今年はさらに大きな園亭と丸池や水琴窟で、竹と水とのコラボレーションを見せている(ちなみに、どこを探したら見つかるんだ?という太さの竹は、先生の家の竹林から~)。

世界らん展2013#8 同校の造園デザイン科40名は、2学期初めからまず文化祭を目指してプランに取り組む。文化祭では同じ構造物を用いて、秋の草花によるディスプレーを行なうそう。

ランの栽培も並行して行なうけれど、足りないところは近在のラン栽培農家から購入。同校のある岡山市あたりはデンドロビウムの生産が盛んだという。
植栽デザインは先生と一緒に考えながら、「目指せ!東京ドーム」を合言葉に頑張ってきた。

同校は1997年から地元岡山や神戸のラン展に出展して実績を積んできた。けれど、景気悪化にともない近郊でのラン展が開催されなくなり、そんな折に『世界らん展』事務局から誘いを受け、挑戦がはじまったそう。今回で4回目の出展。

資材やランを運ぶ4トントラック2台のうち、1台は地元企業がレンタカー代並みの価格で運送を担ってくれるなど、「地元の協力があってこそ参加できる」と先生方は言う。

先生方にとっても負担は少なくないだろうけど、「(らん展を目指すことで)生徒たちがとても前向きに課題に取り組むようになる」ことが、嬉しくてたまらないという印象を受けた。

プロの生産者や造園家と同じ舞台に立った高校生たち。こうした経験が、やがて彼ら彼女たちの中で芽となり、いつか園芸界に大輪の花を咲かせてくれたらいいな~♪

『世界らん展日本大賞2013』直前レポ 

世界らん展日本大賞2013』が2月16日(土)~24日(日)まで東京ドームで開催されます。今年の日本大賞に輝いたのは、3度目の受賞になる斉藤正博さんのフラグミペディウム・コバチー’セカンドスマイル’という作品(画像は公式ページに)。

フラグミペディウム属は2002年にペルーで発見され、過去100年のなかで最も美しいといわれている品種。膨大な種類のあるランだけど、まだまだ美しい未知の品種があるかもしれないと、ロマンを感じさせる数少ない植物なのだな~

世界らん展2013
さて、いきなりルーペの中に登場したのは、今回の目玉であるサル顔のラン、ドラキュラ属(たぶんバンパイア)。怖そうな名前のわりに花径1cmくらいのミニサイズ。

世界らん展2013#2
こちらはもっと小さいドラキュラ・ソデロイ。かわいい~
南米高地で霧の立ち込める中に咲くランを、日本でたくさん見られるのは貴重な機会らしい。

今年のテーマは「都会の真ん中の楽園」ということで、蓼科高原バラクラ・イングリッシュガーデンのケイ山田さんが「ロマンティックなルームガーデン」という作品を展示されている。

世界らん展2013#3 「ランは栽培が難しいと思われるかもしれないけれど、じつは鉢植えで手軽に育つものも多いし、花もながく咲きます。だから寄せ植えにして、室内でもっと気軽に楽しんで欲しいと思います」というケイさん。

世界らん展2013#5 白の脚付きポットやウィッチフォードの塗り鉢など、ランと相性のよいコンテナ使いにも注目!


そして、今年のディスプレイ部門オープンクラス最優秀賞に輝いた「悠久の森」。
世界らん展2013#7 チランジアとほんとの水をあわせて滝を描き出しているスケールの大きな作品で、使われているランがどれも美しい! 
ただ、23回を数えるらん展で、新鮮なディスプレイを生み出し続ける難しさも感じさせる。

雪のなかに咲くチューリップの本音は? 

関東南部でもまた5cm以上の積雪が予報された昨日、気温は予報ほど下がらなくて雪はすぐ融けたのに、70%の間引き運行をするJRのフシギ(笑

横浜市郊外にあるS種苗会社のアプローチでは、チューリップが満開でした。

さくさくチューリップ
ネームプレートに「さくさくチューリップ」とあったけど、以前は「アイスチューリップ」と呼ばれていたものかしら? 球根を低温処理して冬を一足早く感じさせ、年末~早春に開花させる。と、春の気温では1週間くらいしかもたないチューリップが3週間ほども咲き続ける。

10年くらい前に初めて見たときは、「クリスマスやお正月にチューリップを咲かせられるとは素晴らしい!」と感激し、長く楽しめるのは夢のようで大コーフンしたものだ。

さくさくチューリップ#2
春の花だったパンジービオラが品種改良されて、秋~春に楽しめるようになったことは、日本の庭の冬景色を一変させたし、私のように欲深い園芸愛好家を狙い打つように、冬でも咲き続けるガーデンシクラメンプリムラなどなどが続々と登場している。

今さら「本来の季節感が失われる」などと言う人もいないだろうし、自然に対して園芸とはそういうものだと私は思う。

さくさくチューリップ#3
ただ、母の日のあとに打ち捨てられたカーネーションの鉢植えや、近年は9月の敬老の日にあわせて売り出されるキクが気温がまだ高いためすぐに傷んでしまうというのは、「なんだかな~」でしょう?

以前に書いた夏越しの難しい球根ベゴニアを秋に売り出すことで、秋と春の2季楽しめる可能性を提案した「発想の転換」がとてもniceなように、植物の持ち味を生かして愛好家を喜ばせて欲しいな~♪ 
さてさて、もう春が来たと勘違いして咲いてしまったチューリップたちは、「騙された~」と寒さに震えているんだろうか・・・

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