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岩手山の麓(番外編):バラとクレマチスの庭 

先週、岩手にご一緒したカメラマンのIさんは、ステキなお庭をたくさんご存知で、取材以外でも案内してくださいました。

Sさんの庭
このボリューム、配色の美しさ、なんて表情豊かなバラクレマチスでしょう。

こちらの庭ではバラとクレマの色・形の組み合わせが多彩で、花の高さの合わせ方がぴったしなのに驚きました。

Sさんの庭#2
まるでブーケみたいじゃありませんか!

Sさんの庭#3ベル型のクレマチスで人気の高い’篭口(ろうぐち)’でしょうか。青空のもとで白いバラとの組み合わせが爽やかです。

クレマチスバラの組み合わせは、イングリッシュガーデンの代表的なスタイルとして人気があります。

でも、開花期や草丈をそろえた上で、色や形のコーディネートをするには、膨大な品種の特性を熟知していなければなりません。

バラの品種もトンとわからない私は、ただただ目をみはるばかりでした。
しかも、どの植物も元気で、ステキなシーンを演出しています。
何種類ものバラにおおわれたガゼボ(左下)・・・イスに座ると甘い香りに満たされます。

Sさんの庭#4Sさんの庭#5
アーチへ続く日陰の小道(右上)・・・白の房咲きバラはギボウシ斑入りイワミツバともよく似合って。

市街地にあるそれほど広くないお庭なのに、「ここまでできるのか~」と感じ入りました・・・

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岩手山の麓で植物の学名が飛び交う 

先週は園芸誌の取材で、岩手山の麓を訪ねました。
映画や連続テレビ小説のロケも行われた「小岩井農場の一本桜」。

小岩井農場の一本桜
梅雨の合間では岩手山が見えませんが、みずみずしい葉桜と牧草の草いきれだけでも、東京モンにはごちそうです!

冬は30cmほどの根雪が積もる北国なので、北海道と同じように、短いシーズンを思い切り楽しむガーデニングが盛んなのだそう。

Yさんのハンギング盛岡市の公共スペースを飾るハンギングバスケットの数は日本一といい、チャリティー目的の「オープンガーデン いわて」も組織されています。

今回も取材した内容は来年の雑誌に掲載されるため、自粛しますけれど(笑)、素晴らしいお庭と個性的なナーセリー兼ショップを訪ねることができました。

そこで一番驚いたのは、庭主さんもナーセリーのオーナーさんも植物を学名でスラスラ話されること!

たとえば左のバスケットに入っているハツユキソウ(和名)も、ユーフォルビア・マルギナタ(Euphorbia marginata )という具合。

ときには学名の属名ユーフォルビアがなくて、種小名マルギナタだけでお話しが進むので、ついていくのがタイヘ~ン。というか、ほとんどついていけませんでした(>_<)

Tさんの庭
ブルーや淡いパープルがチラチラッと混じる涼やかなホワイトボーダーも、はじめて見る品種が満載で、今はまだ植物名をちゃんと書けません。お許しを。

そんな珍しい植物をそろえたナーセリー兼ショップには、見事に育った宿根草の株見本が豊富に見られるサンプルガーデンがありました。

GPKのサンプルガーデン
これは整備されたサンプルガーデンをはずれた排水路あたりのシーンですけど、小葉から大葉までバラエティーに富むギボウシの群生に圧倒されたものです。

小さな脳みそがヒートアップして、知恵熱が出てしまいました^^;

ガーデンフィールズ『シーズンズ』のエコ&ナチュラル 

クド~イという声が聞こえてきそうですけれど、ポール・スミザーさんの庭づくりで欠かせないポイント、エコとナチュラルについて最後に。

ポールさんは、もともとこの場所にあった樹木や温室などの建物をできるだけ残しました。

ガーデンフィールズ#13
こちらは宝塚歌劇の音楽学校だった建物。
今はレストランになっている壁面を、クレマチスやジギタリスがリズミカルに彩ります。

ガーデンフィールズ#12
お茶室だった建物は、屋根瓦を下ろしてマンネングサの生えるサマーハウスへ!
パーゴラにからむテイカカズラが輝くばかりに美しいハーブガーデンです。

屋根から下ろされた瓦はどこへ行ったかというと・・・

ガーデンフィールズ#15
ポールさんがこだわった石壁の中に収まり、バラを引き立てています。
この石壁にはほかにもさまざまな意匠が施されていて、私のお気に入りは・・・

ガーデンフィールズ#16ガーデンフィールズ#17
崩れかけた(と見える)石壁の尾根?に植えられた多肉植物。石壁を伝うプミラ?
チビの私はあやうく見逃してしまうところでしたよ~

ガーデンフィールズ#18 このガーデンは驚くことに無農薬で管理されています。
センテッドゼラニウムにはアゲハやミツバチ、ディルにはカメムシやテントウムシがいて、夢中になって撮影しました(笑)

日々の管理をするガーデナーさんは害虫を見つけると取り除き、漢方系の薬などで虫を寄せつけない工夫もしているそうです。
それでナ~ルホドと思ったのが、このシーン!

ガーデンフィールズ#19
ふつうなら雑草として刈り取られるドクダミが、ヤマアジサイと共演しています。
ドクダミは虫を寄せつけにくいので、あえて残しているのでしょう。

井戸水を循環させている池でも薬を使わず、麦わらを池に沈めて発酵させ、藻の発生を抑えているとか。
これを自宅のため池で試した園芸愛好家の方が、「気温が上がるほどに池の水が澄んでくる」と感心していたものです。

エコでナチュラルなガーデンはいいですね~! 
長々とおつき合いいただいて、ありがとうございました。

ガーデンフィールズ『シーズンズ』のフシギ 

ポール・スミザーさんが作ったガーデン『シーズンズ』には、ブログ仲間のスモークツリーさんと行きました。
大阪駅で初めてお目にかかり、そのまま宝塚へGO!
なのに園芸愛好家同士はキャーキャー言いながら、ガーデンを巡りました。
そのくらいステキでフシギなものがいろいろあるのです。

ガーデンフィールズ#8
たとえば、このシェードからの眺め。手前の濃い緑の先に真っ白なグラスの群生が見えます。
「あれはなんだろ~?」と言って近づこうとするのに、なかなか近くへ行けません。

ガーデンフィールズ#9
近づいたと思っても、コゴミ?に阻まれ、「う~ん、シダ類も好きだけどさ」と唸ります。

諦めて、別の園路をたどり始めた途端に・・・

ガーデンフィールズ#10
石壁の背後から登場して驚かされました。フイリノセイヨウダンチクという植物です。
原種のダンチクは関東以西の川原などに自生している見慣れたものなのに、この園芸品種は庭に使うと素晴らしく効果的。
遠く近くに見せる配置といい、ポールさんのたくらむ意外性にまんまとハマってしまいます。

ガーデンフィールズ#11ガーデンフィールズ#12
ほかにも、フッと水辺を見ると食虫植物のサラセニアが群生していたり(左上)、300日も咲き続けるといわれるチュウキンレイ(ムセラ・ラシオカルパ)が鎮座していたり(右上)・・・
植物園でしかお目にかかれないフシギ系植物も見られます。

イギリス人の作るイングリッシュガーデンを見に行ったつもりが、日本(関西)で育てられる植物の多様性に驚かされてしまったというふうです。

ガーデンフィールズ『シーズンズ』のバラの見せ方 

宝塚の遊園地跡地に、ポール・スミザーさんが作ったガーデン『シーズンズ』を訪ねました。

ガーデンフィールズ
遊園地の前は植物園だったという歴史を、ビクトリア調の大きな温室が語っています。
そうした背景がなければ、今は高層マンションに囲まれる市街地に、「庭をつくろう!」などというプランは実現しなかったかもしれません。

ガーデンフィールズ#2
大阪から電車で30分という距離に、緑溢れるイングリッシュガーデンを誕生させた英断に、園芸愛好家はささやかな感謝を表明します。
6年目を迎えたガーデンでは、素晴らしいバラのシーンが見られました。

ガーデンフィールズ#3
バラはガーデンの主役になる植物ですが、ここでは主役のために用意されたステージがまた魅力的です。
遺跡のような石壁をつたうバラは、古い物語を囁いているみたいだし・・・

ガーデンフィールズ#4
ガゼボをおおうバラたちは祝祭の歌を奏でているようです。
遺跡のチャペルではガーデンウェディングだって挙げられます。

ガーデンフィールズ#5ガーデンフィールズ#6
ふんわりした薄紫のボールみたいなアリウムに、同系色のバラが引き立ちます。
草花だけでなく、ライム色の木の葉やリーフプランツもバラの脇役を見事につとめていました。

ガーデンフィールズ#7 ポール・スミザーさんがこだわり、日本の職人さんたちが工夫をこらしたガーデンの造作。選び抜かれた植物による組み合わせで生まれるロマンティックなシーンに、何度もため息がもれました。

大阪から三重を訪ねた旅~関西の里山~ 

旅から戻ると、初めて見た風景や出会った人や出来事がしきりに思い出されて、目の前の日常にうまく適合できないことがあります。

今回もたった1泊だったのに、そんな印象的な旅でした。

訪ねたガーデン以外でも、とくに関西の里山の風景が美しくて驚いたものです。
難波あたりから郊外へ向かう電車に30分も乗ると、カンヌ国際映画祭で2007年のグランプリを受賞した『殯(もがり)の森』の世界です。

だだぴろーい関東平野と異なり、低い山が幾重にも連なり、したたる緑の中に瓦屋根の家々が集落を作っている。都市近郊以外では当たり前の風景に、すごく心が震えました。

関西の里山
車窓を携帯で撮った画像です。東京では1時間以上電車に乗っても、こんな景色にはなかなかたどり着けません。

この後、山の庭に案内してくださったスモークツリーさんによると、山にはノバラテイカカズラスイカズラなどがたくさん自生しているそうです。

薔薇王
これはスモークツリーさんの山庭近くに生えているノバラ
なんと太さ8cmほどもある枝が松の木にからんでいたところ、その松が虫害で倒木。
このノバラを「薔薇王」と呼んでいたスモークツリーさんご夫妻は、根伏せ(枝や茎を地面に沿わせて、新たな根を出させる手法)をして、新たな芽が萌え出ています。

私はこの山で旅の唯一のお土産をゲットしました!
マムシグサです。(→マムシグサについて、スモークツリーさんの記事はコチラ
山野草の山採りは厳に慎むべきことですけれど、スモークツリーさんのお庭内ということでお許しを。

大阪から三重を訪ねた旅~中之島バラ園あたり~ 

ひとつ前の記事に書きましたが、インフルエンザ騒動のただ中に関西へ行きました。
宝塚にあるガーデンを見ようと思い立ち、せっかくならブログ仲間のスモークツリーさんがボランティアをしている大阪・中之島バラ園もと欲張りました。

中之島バラ園09_05
中之島バラ園は、金融の中心地・北浜近くを流れる川の中洲にあります。
今冬に大規模な改修工事が始まったので、今シーズンはフルオープンしていませんが、周囲の遊歩道(バラの小径)にもつるバラが咲き誇ってロマンティック~

中之島バラ園09_05#2
このあたりは明治や大正時代のレトロ建築も多く、街歩きが楽しめます。
川をはさんでバラ園を見渡せる、こんなステキなカフェだってあります。

北浜レトロ1912年に建てられた北浜レトロビルヂングは、文化財に指定された建物が丸ごとカフェ!

川沿いのテーブルはたったひとつしかないのが残念ですけれど、明治のハイカラな雰囲気はたっぷり味わえます。

それにお茶もケーキもとっても美味しい。ジンジャー入りのロイヤルミルクティーとチーズケーキ。

北浜レトロ#2
夜はミナミに宿をとり、大阪観光の定番・戎橋へ~!

戎橋急にトーンがまったく変わってしまいますが、この多面性も大阪の魅力でしょうね。

インフルエンザ騒動で大変な損失が出たというものの、外国人観光客はいっぱいで凄い人出でした。
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