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『ボビー』 

珍しく立て続けの更新です(^^)v 新しいカテゴリーも作って、いたいけな(?)前向き姿勢!

ボビー』とはアメリカ合衆国大統領JFKの弟、ロバート・F・ケネディのことです。
1968年6月5日、ロサンゼルスのアンバサダーホテルで暗殺された「アメリカの希望の星」。

何度も映画化されたJFKの暗殺に対して、ボビーを題材にした作品は『13デイズ』くらいで、しかも今なお「彼が生きていたら9・11は起こらなかったのでは・・・」と言われる人物について、あるいはその最期について知りたいと思っていました。

さすがエミリオ・エステベス監督は、9・11の直前にシナリオを書いていたといいます。
しかも、ボビーの人物像に直球で迫るのではなく、暗殺現場となったホテルの1日を描くという、まさにグランドホテル・スタイルの凝った物語。

その晩の野球観戦をフイにするメキシコ系のウェイター、ベトナム従軍を回避するため結婚式を挙げるカップル、チェコからやってきた新聞記者・・・
複雑な設定の登場人物の多さに、ついていくのが大変だけど・・・、映画好きにはたまらない凄い俳優のオンパレード!! 

それだけでも観る価値大なのだけれど、彼らが演じる日常の小さな1コマ1コマが、大統領候補暗殺という大事件の背景にあったアメリカの気分、社会状況をリアルに浮かび上がらせます。
こういうことができるのが映画の凄さだなあ~と、思ったことでした。


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『ロード・オブ・ウォー』 

週末にはDVDで映画を観るのが楽しみです。
映画はいろんなことを教えてくれます。
行ったこともない国のこと、過去に起こったできごと、その場の雰囲気まで・・・

ロード・オブ・ウォー』は、ニコラス・ケイジ演じる「死の商人」のお話。
貧しい移民の子として育った青年が、「銃は金になる」と実感した日から素晴らしい商才を発揮して、世界中に武器を売りまくります。
一方で、同郷のモデルに寄せる恋心の行方、執拗なインターポール(国際刑事機構)の追跡・・・

いつも困ったような顔のニコラス・ケイジが、スリリングな展開を乗り切るたびにホ~ッとしながらも、「この先、我らはどこへ連れて行かれるの?」と、物語の行く末を案じます。
肩入れすべきはインターポール役のイーサン・ホークでしょう!? ってね。
正義感の強い人ほど、観ててイラつくかもしれませんが、ラストシーンで明かされる「また別の不都合な真実」をしっかり認識するために、2時間観るべき映画もあるのかなあと思いました。

ガタカ』『ターミナル』を手がけてきたアンドリュー・ニコルという監督は、つくづく私たちのよって立つ足元の危うさを問いかけてくるのです。
「君たちは何を根拠に、そんなノンキに暮らしているんだい?」って・・・


パワーポイントから届くアート 

約200年前にキャプテン・クックがオーストラリア大陸を「発見」したとき、そこにはアボリジニと呼ばれる人たちが30万~100万人もいたといいます。

白人の持ち込んだ伝染病や同化政策によって、数は激減してしまったけれど、今も狩猟民族として4~5万年前からの伝統に沿った暮らしをしている人たち。

エマリーの絵画先日、オーストラリアのノーザンテリトリー政府観光局が主催した『アボリジナル・アート&カルチャーセミナー』に行ってきました。

情けないボケボケ画像ですが、これはドット・ペインティングという細かな点描による絵画です。乾燥した大陸中央部に住むアボリジニが用いる手法で、点は砂漠の砂を表しているといわれます。

下書きもなく、ひたすら木の枝先などで点を描く集中力と根気!
それだけでも目眩しそうですが、深いグリーンから赤や黄色へと変化する豊かな大地に咲きほころぶ白い花々を思わせ、観る者の心にたっぷりした情感を注ぎ込んでくれます。

描いたのはエマリー・カーメ・ングォリという女性。推定86歳で他界した彼女はなんと80代になって絵筆をとり、3000点ほどの作品を残しました。

1998年にオーストラリア国内4ヵ所で開かれた回顧展は、大盛況(オークションでは1億円の値がついた作品もあるとか)。そのラインナップ100点ほどが初めて一挙に国外、大阪と東京で来年2月から公開されるそうです。

もとは樹皮や岩肌、地面に描かれたアボリジナル・アートは、獲物や水を得るための情報や「ドリーム・タイム・ストーリー」という伝説や教えなので、部外秘でした。
今も通過儀礼を経なければ見られないものを、日本人女性としてただ1人、儀式に参加して作品を紹介しているのが内田真弓さんです。彼女による講演も興味深いものでした。

ウルル俯瞰#2
私は以前、お仕事でオーストラリア大陸のダーウィンから「世界の中心」ウルル(エアーズロック)まで行かせていただいたのですが、結構な強行軍だったにもかかわらず、この赤い大地をウルルに近づくほど元気になるという不思議な経験をしました。

ウルルはアボリジニの信仰のよりどころ、いくつもの聖地があるので、公開する画像ではそれを「見せない」配慮が求められます。
最近になって、ここが自然界のエネルギー(気)の集まる「パワーポイント」だと知り、すごく納得したものです(^^ゞ

来年は、この赤い大地に育まれたアートが日本で注目されることでしょう。


秋の日の贈り物 

日脚が急に短く感じ、冷え込んでくると、うら悲しく心細くなるのは、長いあいだ人の記憶に染みついた「この冬を越せるだろうか」という、本能的な不安によるものでしょうか。

そんな秋の日にもステキだったり、嬉しいことがあるものです。

野の花:実物

先日は、「野の花を生ける会 草平」を主宰する柴田柚実子さんの展示を見てきました。
柿、栗、おもちゃ南瓜にざくろ、いろんな種類のどんぐりも・・・
日本の里山の豊かな秋の情景が目の前に浮かびます。

野の花:ざくろヨーロピアンスタイルのアレンジと日本の生け花を両方学んだ柴田さんが、この10年余は野の花に取り組んでいらっしゃるというのに、とても共感してしまった作品ばかり。

ほゎ~と気持ちが和んでくる花展に誘ってくださったのは、私が出版社で学生バイトを始めるきっかけを作ってくださったinaさんです。
編集者として最新の音楽情報を発信し続けてきたinaさんも、今はフラワーアレンジメントの先生!

かつて3人一緒にお仕事したmakiさんも庭やお花が大好きとあって、久々に3人揃ってランチも楽しみました。

お互いに働く場所や環境が変わっても、秋の野の花で盛り上がれるのがなんとも嬉しい。
こんな機会がもてたのも、ブログを通じて旧交を温められたお陰です。

柴田さんの野の花と、いっそう魅力を深めているお2人とのひとときは、秋の日に届いた贈り物みたいに感じられました。


アークガーデン物語 

赤坂のアークヒルズは、周回道路の桜並木をはじめサントリーホール屋上などの「都市緑化」に力を入れた大規模プロジェクトとして、1986年に完成。

オープン10周年に「アークガーデン」を作るにあたり、園芸家の杉井明美さんが専任ガーデナーになります。庭の設計・施工ならともかく、日頃の管理までとなると面倒なものですが、高層階から現場を見下ろした杉井さんは、「面白そう!」と引き受けたそうです。

すでに育っている樹木はできるだけ残し、ここで働いたり近隣に住む人たちと庭を作ろう! と考えた杉井さんは、ガーデニングクラブも立ち上げます。高層マンションに住んで土をいじったこともない奥さんや、この地でお店を営んでいた方、かつて杉井さんがガーデニング教室で教えた生徒さんなどが、苗を植えたり雑草を抜いて庭づくりに参加しています。

アーク:フォーシーズンズガーデン
アークガーデンはほとんど人工地盤なので、コンテナと同様に水やりが欠かせません。自動潅水装置はあるものの、杉井さんのスタッフ3~4名が週に数回は水やりもして、樹木の剪定は造園会社が担当しています。

そうして10年あまり・・・
緑濃く、生き物の気配も濃密な現在のアークガーデンがあるわけです。
杉井さんは「二酸化炭素の削減のためにというより、自分以外の生き物と一緒にいる心地よさを感じてほしくて」庭づくりを続けています。
「都会の真ん中でも人が自然と関わろうとすれば、失ないつつあったものも取り戻せるのではないか・・・」という思いを込めて。

上の画像は日本原産や古くから親しまれてきた植物を集めたフォーシーズンズガーデンにて。ツワブキフトイ、斑入りナルコユリフウチソウなど。

アークガーデンのリーフに見惚れる 

先日ご紹介した赤坂の『アークガーデン』(記事はコチラ)で、秋のオープンガーデンが開かれました。
アーク:メインガーデン
居心地のよいベンチがあって、お気に入りのメインガーデン。
ツツジの植え込みが減って明るくなったけど、小雨に濡れた風情や夕方のたたずまいもすてきです。
都会の隠れ庭といった趣きで、住居棟の車寄せスペース屋上にあります。

アーク:ルーフガーデン上段 こちらは普段非公開のサントリーホール屋上のルーフガーデン。
8つの花壇がホット・クール・ホワイトの色調でコーディネートされています。

画像はホットカラーのパートです。草丈のあるタカノハススキをバックに、ハゲイトウやキク、ユーフォルビアコリウスなど、赤やクリーム色の温かな色使い。
チラチラ見えるダリア?やカラミンサ、ゴシキトウガラシやフユサンゴも可愛らしい!

訪れる季節によって、まるで異なる表情を見せるアークガーデンですが、今回見惚れてしまったのは「リーフ(葉もの)」の美しさ!

ハゲイトウの艶やかな色合いと、まったりしたコリウスをつなぐ、ユーフォールビアの絶妙な色と形。
クリーム色の共通点をもちながら、葉の形で変化をつけたハーモニーの前には、ダリアなどの花も脇役にまわります。

花よりも葉のほうが面積は大きいので、カラーコーディネートの強力な助っ人なのだと改めて感じました。
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街角のバタフライガーデン 

友人のAちゃんと街をブラブラしてたら、道端で大株に育ったブッドレアに何羽もの蝶がとまっていました。
ツマグロヒョウモンチョウ生物好きの彼女によると、ツマグロヒョウモンチョウというらしい。モンシロチョウも1~2羽まじって、ひたすら蜜を吸っています。

ひゃ~、こんなにたくさんの蝶を高円寺で見るなんて驚き!

小さな自然保護として、ビオトープガーデンを提唱する泉健司さんによると、日本に自生する野生植物で蝶が好むのはわずかに1割とか。

「花さえあれば蝶がくるわけではない」というお話を聞いたときには、びっくりしたものです。
その点、ブッドレアは「蝶を呼ぶ木」とも呼ばれる植物。
ほかにクジャクアスターやバーベナ、ランタナのように上向きに咲く皿型の花も、小さな蝶に好まれます。

蝶を呼ぶにはこのような花を植えるか、幼虫が食べる葉(食草)を植える方法があるけれど、食草のほうはイモムシ君と付き合う覚悟が必要^^;
このブッドレアはたった1株で、街角にバタフライガーデンを出現させて・・・エ・ラ・イ!

ハゼ色づく 

真夏日から一転、最高気温が20℃を下回って秋本番になった東京。あたふたしているのはヘタな園芸愛好家だけのようで、植物はちゃーんと季節の支度を進めていたようです。

ハゼ紅葉ベランダの片隅でハゼノキ紅葉を始めています。
直径12cmくらいの平鉢に10数本の苗木を寄せ植えた「よくある奴」を買って、5年もそのままにしているのに・・・

春の芽だしから初夏の若葉、秋の紅葉と目を楽しませてくれます。

小さな鉢なので夏は何度も水切れさせてしまうのに、よくもっていてくれる「ありがた~い」1鉢。やはり木は丈夫です。

「だから日本庭園は石と木と、わずかな葉もので構成されている」という話を聞いたことがあります。草花は普遍性のある構成要素として認められなかったのでしょう。

すぐに枯れたり草姿が乱れる草花にはドキドキ&ハラハラさせられ、目が離せません。その点、このハゼノキは手間をとらせないのに、季節ごとの表情をもつ優等生。この冬こそ化粧鉢に植え替えてあげるからね~

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