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福岡で「都会の山」を見てきた 

今月初め、長崎に行った帰りに福岡へ寄りました。
そこで、一度は見てみたかったアクロス福岡へ。

アクロス福岡#2
福岡市役所に隣接する天神中央公園から見たアクロス福岡。
「都会に出現した山」と言われています。

アクロス福岡
アクロス福岡は福岡県庁跡地に1995年オープンした公民複合施設で、地上14階建ての南面がすべてステップガーデンになっているおおがかりな屋上緑化で知られます。

アクロス福岡#5
60mにおよぶ高さの屋上庭園は前代未聞で、台風で木は飛ばないかとか、落ち葉が散らからないか、水漏れしないか、などなど。さまざまな危惧や不安や反対にさらされながら完成した際には、植栽が寂しすぎると酷評されたそう。

アクロス福岡#6
それが今や雑木林、まさに都会に現れた里山の風情さえあります。
当初、76種3万7000本植えられた苗木に、鳥の落とし物から育った木々が加わり、10年後には120種が確認されているというから素晴らしい!

アクロス福岡#4
屋上庭園は公開日が限られていましたが、階段を上がっていくと人工の滝があったり、福岡空港を飛び立った飛行機が頭上をかすめるように飛んでいく様子も楽しめます。

アクロス福岡#3 日当たりにはビャクシンなど、日陰にはツバキなどが植えられているのは、アクアソイルという人工地盤。

ビルを建て替えるときには、植物ごと10㎡ずつ掘りあげて移植できるというので、びっくりです。

地元の友人は「バブルのときのプロジェクトだからできたんだ」と自虐的に言うけれど、これほど壮大な屋上緑化が今後どのように変化していくのか。

森は育つものだから、その変化が見られること自体がとても貴重なことだと思われました。
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アイビーにのみ込まれたサルスベリその後♯2 

近所の街路樹サルスベリが斑入りアイビーに覆われてしまい、今夏はほとんど咲きそうにないとご報告したのが7月26日(そのときのページが →コチラ)。
サルスベリ2016_09 秋の彼岸を迎えようというときに通りかかったら、このように咲き誇っていて驚きました。

上部にサルスベリが咲き、その下をアイビーが覆って、下部はシマトネリコのタネが鈴なり、という3段構成!

左下に突き出ているのは、たしかボケの枝です。どれもあまりに元気です。

サルスベリ以外を植えた方が肥料を与えているのでしょうか?

それにしても、歩道に設けられた狭い植え升に、これだけの植物が生い茂る生命力に圧倒されます。

下の画像は以前にもご紹介した『スマイル・カフェ1/2(ニブンノイチ)』。
スマイルカフェ2016_09#4 父がお世話になっている施設のすぐそばなので、久しぶりに義妹のまるたさんと行きました。
ボリュームたっぷりのランチプレートがおすすめです。

スマイルカフェ2016_09#3 スマイルカフェ2016_09
どんよりした空模様が続く中で、黄色のルドベキアやオレンジのジニアが咲く花壇は明るい雰囲気。ワイヤープランツやツルニチニチソウやアイビーをグラウンドカバーにした小路は趣があります。
スマイルカフェ2016_09#2
エントランスを飾る寄せ植えは、赤色がペンタスでピンクがアゲラタムでしょうか。

植物のあしらいはさりげないけれど、カントリーテイストの外観によく似合って気持ちのよい場所。

このカフェは障害のある人たちが働いていて、とてもていねいな接客だから、来ているお客さんもついついていねいに「ありがとう」などと言葉を交わします。

相模原市の施設でむごい事件があった後なので、そんな何気ない場面がとても心に沁みます。

バブルが崩壊してからすでに4半世紀。いつまでも景気の回復ばかりを望むのではなく、人口が減っていく日本でみんなが仲良く、安心して暮らせることを大事に考えていきたいですね。


根津美術館の庭園に驚きすぎた~ 

東京にながく住んでいても行ったことのない名所は多く、「行きたいな~」と思っていても行けてない場所はたくさんあります。

根津美術館2016 根津美術館2016#2
地下鉄・表参道駅から歩いて8分ほど。六本木ヒルズ(右上写真)まで約1㎞という都心にある根津美術館もそのひとつ。

6月の取材でエッセイストの中山庸子さんから「超おすすめ!」とうかがい、本日まで開催されていた「はじめての古美術鑑賞 絵画の技法と表現」に滑り込みで行ってきました。

日本の古美術はまるでわからないけれど、こういう展覧会を見れば少しは見方がわかるようになるかもと行ってみましたら、とてもわかりやすくておもしろかった!

物の見方がわかると世界が広がる気がしますね(大袈裟ですが)。
「たらしこみ」とか「撥墨」などの例として展示された「四季草花図屏風」や「花卉図襖」などの植物がまた魅力的で、うっとり~してしまいました。

そして、噂には聞いていた美術館の庭園が、そりゃあすごくて驚きました!

根津美術館2016#3 美術館を開いた実業家、根津嘉一郎の私邸を生かしたそうですが、4棟の茶室がある1万7千㎡という広さにまずびっくり。
根津美術館2016#5 青山あたりに、こんな傾斜があることも信じられませんでした。

しかも、この流れは湧水によるものだそうで、こんこんと湧き出る吹上の井筒まであります。

根津美術館といえば尾形光琳の「燕子花図屏風」で有名ですが、この水辺でカキツバタが咲く時期に毎年、屏風も一般公開されるそうです。

それにしても、木々が生い茂ってセミ時雨が降り注ぐ中にいると、深山幽谷とさえ思えてきて、とてもイッセイ・ミヤケ「プリーツ・プリーツ」のショップから徒歩4分とは思えません(笑

東京ってやっぱりすごいところだな~と、改めて思いました。
根津美術館2016#4 庭園には収集された石像などもたくさん配置されています。
根津美術館2016#6 これまでイングリッシュガーデンで、ベンチやオーナメントなどがフォーカルポイントになるとさんざん記事で書いてきましたが、日本庭園でも石像や灯篭や飛び石や竹垣などが、とても重要なポイントになると再認識したものです。

根津美術館2016#7 それらとタケシダという自生の植物との組み合わせもステキです。
庭の最深部、薬師堂のたたずまいはとくに印象的でした。
根津美術館2016#8 根津美術館2016#9 庭からは木々越しにところどころで高層の建物が目に入りますが、ほとんど気になりません。見学者の視線を計算して、木々の剪定をしているのでしょう。管理の大変さが思われます。
根津美術館2016#10 茶室は茶会に利用することもできるそうです。
根津美術館2016#11 これだけの庭園を見逃さなくてほんとうによかった。もっと外に出ようと、強く思いました!

東京もオリンピックに備えて『花と緑のおもてなしプロジェクト』 

お台場201608 熊本の被災地をはじめ、関西以西では凄まじい暑さが続いています。

お盆を過ぎれば、いくらか過ごしやすくなるはずと期待して、みなさんお大事になさってください。

東京も35℃になった先週末、お台場のシンボルプロムナード公園に行ってきました。
お台場201608#2 暑さの中、画像右下の集団が何をしているかというと、“暑さに強い”花を観察中。

お台場201608#4 奥からブルーサルビアペンタスニチニチソウ。どれもきれいに咲いている。

お台場201608#5 左はアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種’タイタンビカス’。

赤塚植物園が育成した品種で、草丈3mにもなるそう。

花径15~25cmの巨大な花は、午後には閉じてしまうのが惜しいけれど、これが15時過ぎの状態。

宿根草で、ここに植えられて3年目という丈夫さ。

ここは2020年に開かれる東京オリンピックの会場周辺を飾る植物を実証実験しているガーデン『花と緑のおもてなしプロジェクト』

約2,500㎡の広さに、品種ごとの育成試験をおこなうトライアルガーデンと、それらの品種を使った修景ガーデンがある。
6月に植えつけ、週1回の水やりと2週に1回の草取りで管理されている。圧倒されるほど元気いっぱいの植物たちをご覧ください。

お台場201608#6 このプロジェクトは昨年9月末に知ったのだけど(その記事は →コチラ)、今年は見学ツアーに参加できた。ツアーでは育種(品種改良)や植栽を手がけた方たちのお話も聞けた。

お台場201608#11 去年も一番気に入ったこのエリアでは、ハゲイトウ(アマランサス)やジニアやクレオメたちを「たねダンゴ」で植えつけた日本家庭園芸普及協会の方の説明があった。

緩効性肥料などを混ぜた泥だんごの表面にタネをつけ、珪酸塩白土をまぶしてから、平たくつぶしただんごを土に少しだけ埋める。珪酸塩白土の白さが見えるくらいの浅植えで、発芽率100%というから凄い!
この「たねダンゴ」は東日本大震災の被災地でも、とても喜ばれたそう。

お台場201608#8 お台場201608#7
ユニークな外観のマンション、ザ・タワーズ台場をバックに左)ハゲイトウとクレオメ、右)八重咲きヒマワリ。(垂直のとれてない画像が気持ち悪くて、すみません)

お台場201608#10 凱旋門みたいなホテル、トラスティ東京ベイサイドを借景にしたトライアルガーデン。
ここで気になった植物をいくつかご紹介!  *画像をクリックすると大きく

お台場201608#9 お台場201608#12
どちらも派手な赤色に微妙な色が混じる、左)アマランサス’トリカラーパーフェクタ’、右)ガイラルディア’スプーニャバイカラー’?

お台場201608#14 お台場201608#13
左)たぶん先週ご紹介したコロカシアとミレット‘パープルマジェスティー’、右)ニコチアナではなかったかな~ 萼片も花のようで二段咲きに見える新品種。スモさんにご指摘いただきまして修正します。オシロイバナの花弁化萼による新品種です。二段咲きに見える下段は苞葉。

お台場201608#15
修景ガーデンは昨年からそのままのものがほとんどだったけど、トライアルされている植物はどれも生き生きとして、暑さに強い植物がこんなにあるのだと再認識した。

かつての園芸では植物の耐寒性がポイントだったけど、今や一番の問題は耐暑性だと思う。人が疲弊しないですむ夏の庭を考えるうえでも、このプロジェクトは役立つのではないかな。

アイビーにのみ込まれたサルスベリのその後 

3月のブログで紹介した高円寺の街路樹。  その記事は→コチラ
斑入りアイビーに覆われてしまったサルスベリは咲けるのか、見てきました!

高円寺の街路樹2016_07 ほんの数房、ピンクの花が咲いていますが、道路の向こう側のサルスベリと比べると違いは明らか。

サルスベリの花より、同じ植え升に勝手に植えられたシマトネリコの白黄色の花房が咲き誇っています。

木のてっぺんにはサルスベリの枝がいくつも出ていますけど、その下4/5は斑入りアイビーの葉しか見えませんものね。

枝葉がなければ咲くことはできません。

冬の剪定のときに、なぜアイビーをはがさなかったのかな?
高円寺の街路樹2016_07#3 下部はこんな感じで、春に爆発していたアロエはもう倒れているし、春に咲いていたボケの枝葉も伸び放題。カオスはカオスのまま増殖を続けます。

高円寺の街路樹2016_07#2 ただ、冬に花芽の位置を気にしないで丸坊主に剪定されてしまう街路樹のサルスベリは、本来の樹形とはかけ離れた暴れた枝の伸び方で咲きます。

まるで正月の商店街で見かける餅飾りみたいに不自然なようすは、あまり美しいとも思えない。

それより濃淡の緑が集まったこの一角は、おもしろいかもしれません。
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